クラウドソーシングの活用と注意したい点
「空いた時間に少しでも稼ぎたい」と思い、当方もクラウドソーシングで仕事をしたことが何度かあります。
クラウドソーシングサービスを提供している企業も様々で相場・業務内容も多種多様です。
今はお仕事をいただく立場ですが、比較的「安価・短納期」の発注が多いので、いつかは発注できる立場になれればと思っています。
今回はクラウドソーシングと、どちらの立場であっても注意していただきたい点について、お話させていただきます。
クラウドソーシングとは
「クラウドソーシング」とは、Crowd(群衆)と Sourcing(業務委託)を組み合わせた造語で、インターネット上で企業や個人が不特定多数の方に業務を発注(アウトソーシング)する業務形態です。
フリーランス、副業する方の増加に伴い、需要が高まっています。
以下は、当方も利用したことがある、クラウドソーシング業界№1、№2の企業です。
・クラウドワークス
・ランサーズ
クラウドソーシングで発注が多い案件
(1)ライティング(記事作成)
(2)動画編集(Youtube)
(3)ネットショップへの商品登録
(4)アンケート
「ホームページ制作」「システム開発」「チラシ・パンフレット作成」の案件を探そうと、会員登録して始めたのですが、上記の案件が圧倒的に多い傾向です。
<番外編>こんな業務もクラウドソーシング
- 事務、経理(会計)
- メール送信代行
- テレアポ
クラウドソーシングで注意したい点
「クライアント(発注者)が支払ってくれない」
「受注者が途中で仕事を放棄してしまう」
そのようなトラブルも無きにしも非ずなようです。
トラブルを防止するためにも、注意していただきたい点がいくつかあります。
(1)「見る目」が必要
クラウドソーシングサービス上の応募者の評価や実績が有力となりますが、評価や実績がない方しか応募がなかった場合は、プロフィールやメッセージで判断することになります。
それって、非常に難しいことですよね。
中には、オンライン面接の実施や、お試しをやってもらってから報酬UPとするクライアントもいらっしゃいます。慎重に人材を検討したい場合は、応募期間に余裕を持ったほうが良いでしょう。
受注者の立場でいうと「プロフィールの書きっぷり」「実績を積む」ことが必要です。クライアントと同じように「見る目」を養ってください。
(2)相場
同じようなライティングの案件でも、1文字0.1円のところもあれば、1文字3円のところもあります。「安くてもやってみたい」という人も中にはいらっしゃるかもしれませんが、お互いに「相場」を知っておくことが重要です。
(3)コミュニケーション
基本は、クラウドソーシングサービス上でのメッセージのやり取りとなりますが、Zoom、Slack、Chatworkでやり取りする場合があります。
また、Googleスプレッドシートでリアルタイムに情報を共有する場合もあります。
これらのツールは、もう必需品の時代です。
「この質問に答えてくれないと自分の仕事が進まない」ということが多い案件であれば、チャットツールは非常に便利です。
但し、クライアントと契約者の稼働日・稼働時間が合わない場合もありますので、コミュニケーションの取り方を十分に検討してください。
まとめ
クラウドソーシングは、企業にとって人手不足を解消し、コスト削減に繋がる便利なサービスです。しかし、お互いに「こんなはずじゃなかった」とならないよう、それぞれ注意すべき点があります。
「また、この人と仕事をしたい」と思われるように「見る目」「相場」「コミュニケーション」が重要で、相性とタイミングがクラウドソーシング成功の鍵となります。