Windows11にアップグレードするタイミングは?
Winows11にアップグレードした方が良いのか?
アップグレードするように促すメッセージが出るようになって、不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、今のタイミングで急いでアップグレードしなくても良いです。
今のところ、Windows11 と Windows10 では機能面で大きな違いはなく、
画面デザインの変更 が大きな違いになります。
OSのアップグレードによくある不具合も発生しているので、まだ様子見で良いと思います。
いつアップグレードするのが良いのか?
お客様が利用されている環境によって異なりますが、2022年の5月頃 とご案内しています。
理由としては以下の通りです。
- まだ初期の不具合が出きっていない
- Windows10 20H2 のサポートが、2022年5月10日 で期限切れとなる
- パソコンのスペックや通信速度などによって異なるが、約2.5時間 かかるので、時間が取れる時が望ましい
Windows11へアップグレードする際の注意点は以下の通りです。
- システム要件を満たさなければ、Windows 11にアップグレードできない(Microsoftが配布している「PC 正常性チェック」ツールで確認可能)
- Windows10のHomeエディションをアップグレードする場合は、インターネット接続とMicrosoftアカウントのサインインが必要(Microsoftアカウントのサインインは回避策あるが、ローカルアカウントでログインしている場合は注意)
- ダウンロードに約2時間、再起動に約30分程かかるので、時間が取れる時に実施する必要がある
Windows11へのアップグレードは思った以上に時間が掛かります。
慌てて行うのではなく、時間が取れるタイミングで、計画的に行うようにしてください。
可能であれば、IT機器の棚卸し を行い、各PCごとに使っているソフトウエアのリスト化や、ネットワーク設定のリストも作っておくと、何かあった時に安心です。合わせて、オフィスソフトの見直し、ファイル保管方法の見直しも行って、会社のデジタル環境を考える機会にしてはいかがでしょうか?
システム・カンタービレでは、ICTコンサルティングとして、
お客様のIT環境のご相談も承っています。 お気軽にご相談ください。
ITディレクター 小林 弘樹