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ティッシュと一緒に洗濯したのは誰のせいになる?

「ティッシュをポケットに入れたまま洗濯機を回してしまった」
皆さん、一度はやってしまったことがあるのではないでしょうか?
脱水が終わり、ティッシュまみれになった洗濯物を見た時は、本当に凹みます。

この大失態は誰のせいになるのでしょうか。
ポケットにティッシュを入れたまま、洗濯カゴにいれた旦那?
それとも、ポケットの中を確認しないまま、洗濯機を回した私?

恐らく、「あなたが事前に確認してくれていると思った」と、お互いに責任を押しつけ合ってしまうのではないでしょうか。

「洗濯機を回す前に、ティッシュがポケットに入っていないか確認してください。」なんて、洗濯機の取扱説明書にも書いてないし、洗濯物を出した人にも頼まれていないし。
とも、言いたくなるかもしれません。

これは、システム開発の現場でも起こり得ると考えています。
「聞いていない」「頼まれていない」という行き違いから、スケジュールに齟齬が生じてしまうこともあります。

なので、可能な限りユーザーさんの操作を想定して、システムの操作マニュアルを作成したり、エラー処理を施すようにしたりしています。
例えば、集計(処理)に必要な項目を入力必須にする。ボタンを順番どおりに押してもらえるように、他の値を確認する。不一致があれば処理を中断する。などです。
マニュアルに書ききれないことは、メッセージを表示して正しい操作をしてもらうようにします。

しかし、ユーザーさんの操作や、システムが動作している環境を想定できないこともあります。

それは、Googleや、ブラウザ、Officeのバージョンアップに伴う仕様変更です。
バージョンアップしてみてみないとわからない不具合も中にはあり、こればっかりは、誰のせいにもできず、修正プログラムが出るまで待ってもらうか、前のバージョンに戻すか、プログラムを修正するか、システム開発者が分析しながら対応することになります。

近年、DX推進で社内の人材育成!と言われていますが、人材育成で必要なのは、IT技術よりも「コミュニケーション力」と「原因の切り分けができる人」だと常々思っています。
「何をしたら、こうなった」ときちんと伝えてもらえれば、システム開発者も非常に助かります。

あらゆる事を想定することは難しいですが、誰かのせいにする前に、自分も疑ってみると原因も明らかになってくるかもしれません。

自分のうっかりプログラミングミスで不具合を出してしまい、対応することもあります。
そんな時に、私を責めることなく「ありがとう」と言ってくださるお客様もいます。
本当に感謝しかありません。
もちろん、お客様の誤操作が原因であっても、マニュアルを見てもらってなくても責めることはしません。
なんせ、電化製品の取扱説明書を見ない私ですから。

ティッシュ事件のコラムを書きながら、亡き実父の洗濯物から「色とりどりの紙」を発見したことを思い出しました。
これ「宝くじ」だったのです。
ハズレ券でしたが、ティッシュよりも冷や汗をかきました。