絶対にやってはいけない配色
Webサイトの構築・システム開発以外にも、チラシ制作の依頼をいただくことがありますが、「あそこに制作を依頼すると、いつも同じ感じ…」と思われてしまうのが嫌で、毎回アレンジを加えようと試行錯誤しています。
夢にカラーチャートが登場するくらい、デザインの決め手となる配色は特に悩みます。
(ちなみに「ExcelVBA」でシステムを制作している日は、コードが夢に登場します。)
ターゲットやイメージにより配色は異なりますが、共通で「絶対にやってはいけない配色」があります。
この画像、皆さんは何て文字が書いてあるのかわかりますか?
色覚異常のある方には、何て文字が書いてあるのか見えません。色覚異常にも種類がありますが、その中でも「赤緑色覚異常」の発生頻度は、日本人男性は約5%、日本人女性は約0.2%だそうです。
緑色の黒板にピンクのチョークで文字を書いても、実は見えていないお子さんもいるかもしれません。
松本山雅が1stユニフォームで、対戦相手が赤色のユニフォームだったら、チームの区別がつかない方もいるかもしれません。
近年では、「色覚バリアフリー」や「カラーユニバーサルデザインガイドライン」も公開されており、多くの方に配慮した色使いをするよう推進しています。
自社(自店)の従業員の方が、使い慣れたWordやPowerPointで、一からチラシを制作するのも良いですが、無料のテンプレートを利用すると制作の時間短縮となり、カラーユニバーサルデザインに気配りできるようになるかもしれません。
一部のサービスをご紹介します。
しかし、「あそこのテンプレートだ」ってわかる人にはわかります。
オリジナルのデザインを希望される場合は、やっぱりプロに頼むのが一番です。
何となく『古い』と感じるデザインを、もう一度見直してみませんか?
現在、チラシは「Adobe Illustrator」で作成していますが、起業したばかりでお金がない時は、無料の画像編集ソフト「Inkscape」を利用していました。
「Inkscape」は、無料で利用できますが、バグもありました。これから利用される場合は最新バージョンをダウンロードされることをお勧めします。
私が、いつも参考にさせてもらっている本です。
独学でチラシ制作を頑張っている方は、ぜひ購読してみてください。